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2016年5月 3日 (火)

ズートピア

 肉食動物と草食動物が平和に共存する楽園を描いたディズニーのファンタジー・アドベンチャー「ズートピア」を見てきました。
 封切り2週目火曜日祝日、TOHOシネマズ新宿スクリーン5(184席)午前11時25分の上映はほぼ満席。

 うさぎたちが暮らす農村バニーバロウのニンジン農家に生まれたジュディ・ホップスは、子どもの頃から警察官になりたくて、24歳で肉食動物と草食動物が共存する夢の国「ズートピア」で初めてのうさぎの警察官となった。水牛の署長ボゴは、うさぎには捜査はできないと、ジュディを交通切符係に配置するが、ジュディは14人が行方不明となっている事件の行方不明者の一人カワウソのエミットの妻が警察署を訪ねてきたところに出会い、自分がエミットを捜索すると請け合う。ボゴは反発したが、通りかかった副市長の羊のベルウェザーが後押しし、ボゴは48時間以内に見つけられなかったらジュディが辞職するという条件をつけて認める。エミットの最後の目撃写真を手がかりに、アイスクリーム詐欺をしていたキツネのニックを脅して協力を約束させたジュディは、エミットが行方不明になった夜に乗った車にたどり着くが、運転手は、エミットが突然暴れ出して逃げ去ったと証言し、その後その運転手も突然暴れ出してジュディらに襲いかかり…というお話。

 肉食動物が本能を抑え込んで平和に草食動物と共存する楽園「ズートピア」での、肉食動物の突然の先祖返りと、草食動物の肉食動物への不信、平和共存の基盤の脆さと尊さ、そしてうさぎ(草食動物)のジュディとキツネ(肉食動物)のニックの種を超えた友情がテーマです。
 さらに、娘の安全を願う両親と、夢を追い自立を志向する娘の相克もサブテーマになっています。
 人の善い部分にスポットライトを当て、人を信じること、夢を信じることの尊さをアピールするこの姿勢は、近年のディズニーアニメの真骨頂というべきでしょう。ごく素直に感動できます。
 ディズニーは、金にあかせて他社が育てた様々なシリーズを買い取って儲かりゃいいでしょという姿勢の作品を作って元のシリーズや原作のファンのコア層を失望させるのではなく、この作品のようなテーマを追い続けて欲しいと、切に願うのですが。

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