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2014年10月 4日 (土)

ジャージー・ボーイズ

 1960年代の伝説のグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の栄光と試練を描いた映画「ジャージー・ボーイズ」を見てきました。
 封切り2週目土曜日、ヒューマントラストシネマ渋谷シアター1(200席)午前9時50分の上映は2割くらいの入り。

 ニュージャージー州の貧しい地区で育ったフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)は、泥棒稼業の不良仲間トミー・デビート(ビンセント・ピアッツァ)に美しい声を見いだされ、不良仲間のニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)、歌作りに長けたボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)とともに4人組のグループ「ザ・フォー・シーズンズ」を結成し、レコード会社に売り込んだ。バックコーラスにしか使ってくれないレコード会社に業を煮やしたトミーは高利貸しからレコード制作費用を借りてレコーディングを行い、ボブが作った歌「シェリー」が大ヒットし、グループは人気者になる。公演続きで家に帰らなくなったフランキーは、うちに帰るとヤク中になった妻から不在と浮気を罵られ、一人娘のフランシーヌを慰めていた。ボブはフランキーに2人の稼ぎでの投資を持ちかけ、トミーはグループの会計から金を持ち出し、居場所のなさを感じたニックは意欲をなくしていった。そんなある日、舞台の袖に高利貸しが現れ巨額の借金が発覚し…というお話。

 伝説のグループの足跡をたどるストーリーですが、リード・ヴォーカルのフランキー・ヴァリの心情の描写が味わいどころになっています。
 フランキーが、自らの実力で人気を勝ち得たことを認識しながら、もともと控え目な性格でトミーに見いだされなければ歌手になるなどあり得なかったという経緯を思って、トミーが背負った巨額の借金をグループで返すと決断するシーンには胸を打たれます。
 そして、最愛の一人娘フランシーヌを失ったフランキーが、ボブがフランキーを立ち直らせるために作ったという「君の瞳に恋してる」を歌い上げるシーンには涙が出ます。
 容姿が重視される歌手の世界で、ひときわ身長が低いフランキーが活躍しのし上がっていくところに、私のひいき目が働いているという面があるでしょうけれど。

 映画の中で度々グループのメンバーが観客に向かって語り出すシーンがあります。別の評価もあるでしょうけれど、私は、ストーリーが中断されて映画の中から現実世界に引き戻される感じで、しらけました。映画は、エンディングまで映画の作品の世界に浸れるように作って欲しい。

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