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2014年10月 5日 (日)

フランキー&アリス

 多重人格に苦しむ黒人女性が医師とともにその原因解明に努める映画「フランキー&アリス」を見てきました。
 封切り3週目日曜日台風接近で強雨の中、全国9館東京で2館の上映館の1つヒューマントラストシネマ有楽町シアター1(161席)午前9時40分の上映は2割くらいの入り。
 2日続けて主役がフランキー(どちらも Franky じゃなくて Frankie )の映画というのは、意図したわけじゃなくて、午後仕事の関係で午前9時台の映画を探しててそうなっただけ (^^ゞ

 1978年のアメリカ。売れっ子のストリッパーとして順調に暮らしていたフランキー(ハル・ベリー)は、ある日、自分が知らないうちにドレスを買い込み預金の残高が乏しくなっていたことに気づき、ナンパした相手の黒人に人種差別的な態度をとり錯乱して警察に保護され、精神科の診療を受けることになる。フランキーの診療を受け持たされたオズワルド医師(ステラン・スカルスガルド)は、フランキーの中に白人の差別主義者「アリス」と幼児のような「天才」が同居していることに気づく。オズワルドは、催眠療法を用いて、アリスや天才を引きだし、フランキーの中にアリスが生まれた原因を探るが…というお話。

 フランキーの中になぜアリスという人格が生まれたのかの原因究明・謎解きに向けたサイコ・ミステリーとでも呼ぶべき作品です。そこを書いてしまうと、作品の興味がかなり減殺されるので、さすがにそこは書けませんが、それに触れずに論評するのが難しい作品でもあります。
 黒人の心の中に人種差別主義者の白人が潜むことの哀しさ、フランキーを護ろうと懸命な母の哀しさというところが見どころでしょうか。

 フランキーの中には、人種差別主義者のアリスとともに幼児言葉を話す「天才」( Genius )も潜んでいるんですが、タイトルはフランキー&アリス(原題も Frankie & Alice )。登場する場面が少ないとは言え、「天才」の立つ瀬がないように思えます。作品全体に、「天才」の存在を設定した意味が希薄ではありますが。

 茫然自失のフランキーを映す冒頭のシーンが1957年、その後アリスが登場して事件が引き起こされる時代が1978年と21年の落差があります。1957年時点でフランキーはミドルティーン以上であったと考えられますので、1978年には30代後半。そうすると結婚披露パーティーにフランキーが入り込んで傷害事件を引き起こすことになる元お友達だった花嫁もやはり30代後半ということになります。う~ん、毎度のことですが、私にはやはり女性の年齢は判断できない。

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