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2014年7月12日 (土)

マレフィセント

 「眠れる森の美女」を呪いをかける邪悪な妖精側から描いた映画「マレフィセント」を2D日本語吹き替え版で見てきました。
 封切り2週目土曜日、シネマスクエアとうきゅう(224席)午前11時の上映は4割くらいの入り。

 人間の王国と隣り合った妖精たちの国では王も女王もなく妖精や不思議な生物たちが平和に暮らしていた。その中でリーダー格の大きな翼を持つ妖精マレフィセント(幼少時代:イザベラ・モロイ、エラ・パーネル)は、ある日、宝石を盗みに来た人間の少年ステファン(マイケル・ヒギンズ)に惹かれ2人は恋に落ちる。いつか城に住むことを夢見る野心家のステファンは、妖精の国を訪れなくなり、王(ケネス・クラナム)の家臣となって、妖精の国を攻める王に従軍するが、マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)と不思議な生物たちに蹴散らされる。瀕死の床についた王はマレフィセントを滅ぼした者に王冠と娘を与えると述べ、それを聞いたステファン(シャルト・コプリー)は単身マレフィセントを訪ね、2人は積もる話をするうちに再び打ち解け、ステファンは眠りについたマレフィセントを襲って翼を奪った。翼を奪われ失意のマレフィセントは、人間に襲われたところを救ったカラスのディアヴァル(サム・ライリー)を使い人間界の情報を得ていたが、ある日、王位に就いたステファンに子どもが生まれお祝いのパーティーが開かれると聞いて…というお話。

 公式サイトの「ストーリー」冒頭で「邪悪な妖精マレフィセント なぜ彼女は“呪い”をかけたのか?」と問いかけてその謎解きが焦点化され、ストーリー紹介でもあえて避けている部分を書いてしまいましたが、このあたりは映画の最初の方で明らかにされますので、まぁご容赦を。
 さて、この展開で、マレフィセントがなぜオーロラ姫に呪いをかけたのか、理解できるでしょうか。映画を見た後、カミさんに「どうしてマレフィセントがオーロラ姫に呪いをかけたのか、あれでわかる?あの展開だったらステファンに呪いかけるでしょ」と聞いたら、いかにもあんたは女心がわからんなという顔で、「裏切られても思いが残ってるから、ステファンには呪いはかけられないの」といわれました。「えっ、でもそうだったら、その男を奪った王妃でしょ。いたいけな赤ん坊じゃなくて」と、さらに食い下がる私に、カミさんは「本当だったらこの子は生まれてきてなかった、本当なら私との間の子が…という思い、わからない?」って。う~ん、わからないというか、怖くなって、撤退。

 娘に呪いをかけられたステファンの行動も不可解。国中の糸車を壊して焼いてしまうのは、いかにも暴君ではありますが、娘を守るためということで、まぁいいでしょう。でも予言の時が過ぎるまで16年間オーロラ姫を3人の妖精ノットグラス、フリットル、シスルウィットに預けっぱなしというのは、私には理解できません。時が限られているなら少しでも共に過ごし、また自分の手で守ろうと思うのが親心ではないでしょうか。

 そして、作品の鍵となる「真実の愛のキス」。感動を呼ぶように作っているのはわかるんですが、呪いの時が近づく頃には、わかりますって。まぁそれでも少しほろっとしますけどね。
 何と言っても、前作「アナと雪の女王」でも同じネタ、エルサの氷の魔法を胸(心)に受けたアナを救うためには「真実の愛のキス」が必要ってやつをやったばかりですからね。まぁ「アナと雪の女王」がここまでロングラン上映していると予測しなかったのかも知れませんけど。

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