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2013年12月14日 (土)

すべては君に逢えたから

 クリスマスイヴと東京駅にまつわる4つのラブストーリーと2つの親子物語を絡めた群像劇「すべては君に逢えたから」を見てきました。
 封切り4週目土曜日、ヒューマントラストシネマ渋谷シアター3(60席)午前9時45分の上映は2割くらいの入り。観客はカップル3組、女性2人連れ2組、一人客3人。

 東京駅近くのケーキ店でアルバイトする大学生の菜摘(本田翼)は友人からクリスマスイヴにカラオケに誘われそこには憧れの三上先輩も来ると知って気持ちが揺れたが、イヴはバイトを休めないと断る。菜摘に憧れの男がいると知って店長の大島琴子(倍賞千恵子)はアタックしないのかと聞くが菜摘が無理というので、49年前に家柄の高い男と駆け落ちの約束をしだが相手が来ずその後恋愛はしても結婚はしなかったと打ち明ける。ケーキ店の常連客宮崎(時任三郎)は新幹線の運転手だが不治の病で余命3か月と宣告され退職し、小学生の息子幸治(山崎竜太郎)と過ごせる時間の短さに焦り勉強を教えようとするが煩がられる。ウェブデザイン会社の社長黒山(玉木宏)は行きつけの高級レストランとバーに1人で来て隣に座った劇団員玲子(高梨臨)に対し金目当てに近づいたと邪推し、そういわれて頭にきた玲子は彼と来る予定だったのに彼が死んだと泣き崩れ、黒山は罪悪感から玲子を追いかける。玲子がクリスマスイヴに芝居をすることになっている養護施設に住む小学生の茜(甲斐恵美利)はまだ会ったことのない母の生存と来訪を待ち続け、サンタからのクリスマスカードを母が書いたものと受け止める。服飾デザイナーの雪奈(木村文乃)は仙台で復興事業に携わる拓実(東出昌大)と遠距離恋愛中。拓実が先輩女性と飲みに出てモーニングコールに出なかったことから思いあまって…というお話。

 6つの話を組み合わせることで、少なくともどれかは琴線に触れるという作品。
 私には、40歳で生まれた子どもに、この子が20歳になるときには自分は60歳、それまで元気でいられるかと考えて当時は楽勝だと思ったのに、子どもが10歳の時点で余命3か月と宣告され、10歳の子どもと妻を残して死ぬことの無念をテーマにした宮崎の話が、涙なしには見れませんでした。う~ん、私も子どもがみんな就職するまできちんとやっていけるだろうかと考えると他人ごとじゃないですし。

 実年齢25歳の高梨臨、レンタルビデオ店の店員でビデオには詳しいという設定ですが、最初のデートで見たい映画が「カサブランカ」って…
 ケーキ店店長の大島琴子の黄色いマフラー、49年前と同じマフラーを今もしてる?

 ことあるごとに東京駅が写り、まるで主役は東京駅という感じ。東北新幹線を運転する宮崎に、東北新幹線を利用した遠距離恋愛が重なり、エンドロールの最中、一番最後に監督の名前の後に巨大な字で「提供 JR東日本」って出るんじゃないかと思えるような作品でした。

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