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2013年6月16日 (日)

ローマでアモーレ

 ローマでの4組の男女らのラブコメ風エピソードを組み合わせてローマを見せる映画「ローマでアモーレ」を見てきました。
 封切り2週目日曜日、シネ・リーブル池袋シアター2(130席)午前9時50分の上映は1割くらいの入り。

 ローマ観光中に地元の弁護士ミケランジェロ(フラヴィオ・パレンティ)に道を聞いて一緒に歩くうちに恋に落ちたアメリカ人観光客ヘイリー(アリソン・ピル)は両親をローマに呼び寄せてミケランジェロの家族と引き合わせる。音楽プロデューサーを引退して暇を持て余すヘイリーの父親ジェリー(ウディ・アレン)はミケランジェロの父ジャンカルロ(ファビオ・アルミリアート)の美声に惚れ込み、オペラ歌手としてデビューさせようと画策するがジャンカルロの美声はシャワー中だけのため舞台にシャワーブースを持ち込む。
 妻ミリー(アレッサンドラ・マストロナルディ)を親族一同に紹介するためローマに連れてきたアントニオ(アレッサンドロ・ティベリ)は、ミリーが美容院に行くと言ってホテルを出た後突然部屋を訪ねてきたコールガールアンナ(ペネロペ・クルス)に押し倒されたところを親族に見られ、慌ててアンナを妻のミリーだと紹介する。街中を迷うミリーは映画撮影中の俳優ルーカ・サルタ(アントニオ・アルバネーゼ)に口説かれて舞い上がり、アントニオが親族と会食中のレストランに2人で訪れるがアントニオにも気がつかない。
 昔住んだローマの街を散歩中の著名な建築家ジョン(アレック・ボールドウィン)を街中で見かけ自宅に案内した建築家の卵ジャック(ジェシー・アイゼンバーグ)は、同棲中の恋人サリー(グレタ・ガーウィグ)から友人の女優モニカ(エレン・ペイジ)が失恋し仕事もうまく行かないのでしばらく滞在すると言われる。仕事で忙しいサリーに代わってモニカの相手をするうち、ジャックは、ジョンの忠告も聞かず、次第にモニカに心を奪われていく。
 平凡なサラリーマンで2児の父レオポルド(ロベルト・ベニーニ)は、ある日突然、テレビのレポーターらに囲まれ、朝食は何かなどのありふれた質問に答える様子がテレビ番組で取り上げられ一躍人気者になる。
 という4つのエピソードが交錯して繰り広げられる。

 4つのエピソードが、どこかで絡んでくるのかと思いながら見ていましたが、最後までまったく絡んできませんでした。4つともローマで起きているということだけが共通点のエピソードをそれぞれ何段階かに分けて順次展開することで一応1つの映画にした形の群像劇です。
 予告編でも公式サイトでもペネロペ・クルスを前に立てていますが、ペネロペ・クルスの出番は少なく、ペネロペに期待して見に行くと期待外れに終わります。

 ラブコメ風といってみましたが、ラブコメ的なのはアントニオとミリー、ジャックとモニカの2つのエピソードだけで、ミケランジェロとヘイリーのエピソードは2人の親族間の軋轢がポイントですし、レオポルドの方はほとんどレオポルド一人の栄枯盛衰です。全体としてコミカルなタッチではありますが、レオポルドのエピソードが無理筋で他のエピソードとかけ離れた感じがあり、ミケランジェロとヘイリーのエピソードではウディ・アレンが出しゃばりすぎの感があり、ジャックとモニカのエピソードではジョンが説教臭すぎ、コメディとして楽しむにも中途半端感を持ちました。

 ローマにエキゾチックな憧れを持つ人々が、「これがイタリア、これがローマ」という雰囲気を味わうという映画だと思います。

 労働者側の弁護士のミケランジェロ。仕事をするシーンは全くなく(たまたま道を聞かれた観光客のヘイリーにそのまま一日つきあってしまうくらい)その素性は不明ですが、共産主義者嫌いのジェリーにヘイリーが紹介するとき、ちょっと間を置いて、ミケランジェロを worker の弁護士だと紹介していました。英語のニュアンス、ちょっとわかりませんが、 labor や laborer だとかなりイメージが違うんでしょうか。私は国内弁護士(外国がらみの事件はしてませんって程度の意味です。聞かれたら domestic lawyer だと答えますが、これって家庭関係の事件の弁護士とか思われるかも:外国語はやっぱり苦手)なので基本的には気にしませんが、労働者側の弁護士だと自己紹介するときはどう言えばいいのかなと思いました。

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