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2012年3月17日 (土)

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

 名探偵シャーロック・ホームズを主人公にしたアクション映画第2弾「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を見てきました。
 封切り2週目土曜日、新宿ミラノ1(1064席)午後1時20分の上映は1割くらいの入り。

 爆弾事件が続いていた1891年のヨーロッパ、第1作にも登場した謎の女アイリーン(レイチェル・マクアダムス)が届けた荷物は爆弾だった。アイリーンを追いかけていたホームズ(ロバート・ダウニーJr.)がその中に入っていた手紙を手に入れ、アイリーンは失敗をとがめられ殺害される。一連の事件の黒幕はモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)だとにらんだホームズは、教授の下に乗り込むが、教授から新婚のワトソン(ジュード・ロウ)夫妻を巻き込むことになると警告を受ける。新婚旅行中のワトソン夫妻が乗った列車が襲われるのを助けたホームズは、ワトソンとともにジプシーのシム(ノオミ・ラパス)を訪ねるが、ホームズの行く先々で襲撃を受け・・・というお話。

 「シャーロック・ホームズ 最後の事件」をベースにしたものと思いますが、登場人物を増やし、舞台を派手に大がかりにして、かなりイメージを変えています。そもそも原作は推理小説なのに、映画は第1作同様謎解きや推理は瞬間的な映像で処理されて冷静にじっくり考える場面はほとんどなく基本はアクション映画で、そういう点でもかなり趣が違いますが。原作は、「最後の事件」(The final problem)で、シャーロック・ホームズはそれから10年間復活しませんでしたが、映画の方はタイトルから「最後」は入れず(SHERLOCK HOLMES : A GAME OF SHADOWS)、最初から「まだ続編作るぞ」って態度がありありです。

 展開が錯綜して速く、謎解き部分は瞬間的な映像で前の場面にバックして示されるのですが、その場面に至る流れを覚えてなかったりして、ちょっとついて行ききれませんでした。DVDでゆっくりというか2度見ないと十分は理解できない感じ。
 ホームズが、見るものすべてを隅々まで観察し映像として記憶している様が描かれるのですが、その能力が強調された「ミレニアム」シリーズのリスベット・サランデル役でデビューしてそのイメージを強く引きずっているノオミ・ラパスとのダンスシーンで、ホームズがダンスをしながら周囲を観察して映像記憶として処理する様子は、一種のジョークなんでしょうね。

 ホームズに敬意を持つ故に直接に手にかけたくないという意識からかワトソンを襲うモリアーティ教授と、ワトソンを守りまた遠ざけようとするホームズといった、人間関係というか、ホームズとワトソンの友情が、推理(これはほとんどない)はもちろん、アクションよりも重視された作品かなと思います。

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