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2011年10月22日 (土)

キャプテン・アメリカ

 1941年に産まれたアメリカン・コミック界最初のスーパーヒーロー漫画を映画化した「キャプテン・アメリカ」を見てきました。
 封切り2週目土曜日、運営会社の東急レクリエーションから12月下旬閉館が発表されている(でもなぜか「映画ナビ」のサイトには書かれていないけど)池袋東急の午前11時50分からの上映は2割くらいの入り。観客の多数派は一人客でした。

 北欧の神オーディーンの伝説のパワーストーンを得たナチスの極秘科学部門「ヒドラ」は、ヨハン・シュミット(ヒューゴ・ウィーヴィング)の統率の下で強力な光線銃を大量生産し、世界制覇を目指していた。対するアメリカ軍は、かつてシュミットに超人化の血清を注射して悪しき心も増幅させてしまった失敗を悔やんでアメリカに渡ってきたアースキン博士(スタンリー・トゥッチ)の下でスーパー・ソルジャー計画を進めていた。病弱で貧弱な肉体だが正義感が強く平和をもたらすためにアメリカ軍への入隊を強く望み入隊検査で不合格となり続けていた青年スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は、アースキン博士に見いだされ、強い意志と勇気を買われて超人化をもたらす血清を注射され、強靱な肉体と超人的パワー、再生能力を得る。その実験成功直後にナチスのスパイが博士を射殺して血清を盗み、スティーブの活躍で犯人を捕らえるが、犯人は自殺し、博士は死亡、スーパー・ソルジャー計画は中止される。超人になっても一人では戦力にならないと判断されたスティーブは、ナチスのスパイを追う映像で市民のヒーローとなったことから、「キャプテン・アメリカ」と名付けられ、カバー・ガールらとともにステージでアメリカ軍への寄付と入隊を募る役割を課せられて各地をまわり人気者となるが、軍人からはバカにされていた。そうした中、スティーブの親友バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)が属する部隊がドイツ軍に敗れバッキーは行方不明と聞いたスティーブは単身、ドイツ軍の施設に侵入し、捕虜を解放しドイツ軍施設を壊滅させる。これを見たアメリカ軍はスティーブに特殊な戦闘用スーツと楯(シールド)を開発して与えるとともに他のドイツ軍基地の破壊の任務を与えるが・・・というお話。

 良くも悪しくも古き良きアメコミヒーローものの香りが強く漂っています。敵は赤く爛れた化け物ふうの容貌で、ヒーローはイケメンの優男という、顔で善悪が決まるかのようなつくりが、わかりやすいけど、今どきの感覚ではあまりにいやらしい。ヒドラ部隊がマスクをしてバトルスーツを着て光線銃を持っているあたりはスター・ウォーズみたいですが。
 スティーブが撃たれるシーンがなかったのでわかりませんが、血清のパワーによる再生力・不死身の力とオーディーンパワーの光線銃はどちらが強いんでしょう。見ていてそこ教えて欲しかった。

 スティーブが憧れる将校のペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)との恋愛も、古風でなかなか進展しませんが、そのあたりのじんわりしたペースがおじさんには心地よく思えます。アクション部分を除くとスティーブとペギーの会話がしゃれた感じで楽しめます。
 その中で、ヒドラ部隊の基地に先に乗り込んだスティーブがピンチに陥ったところに援護部隊でやってきたペギーに対し、スティーブが「遅い」(たぶん Too late )というシーン。予告編ではペギーは「そうかしら」(最初が聞き取りにくいのですが、たぶん、Probably perfect または I think perfect )と応えているのに、映画では「何のこと?」( What about ? )となっていてニュアンスが違います。私は予告編の方がしゃれていると思うのですが。こういうとき予告編の音声はアフレコで作るんでしょうかね。

 ラストはややトリッキーですが、これは続編のため(冒頭もそれに合わせたもの)。続編なしならもっと味わいのあるエンディングにできたかも・・・

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