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2011年9月17日 (土)

ライフ いのちをつなぐ物語

 「アース」「オーシャンズ」に続くBBCのネイチャードキュメンタリーシリーズ「ライフ いのちをつなぐ物語」を見てきました。
 封切り3週目土曜日、午前10時55分頃上野東急にたどり着いた私の目の前には長蛇の列。封切り1週目週末興行成績1位、2週目週末興行成績2位とはいえ、土曜日午前中でこれは・・・と思ったら、その列は11時30分からのしたまちコメディ映画祭の「エノケン&笠置シヅ子に見る“音楽の世界”」の列。ライフの午前11時の上映は2割くらいの入り。

 氷原のただ中で子どもを産むウェッデルアザラシ、生まれてすぐの子どもを連れて水場を求めてさまようアフリカ象、絶壁の上で子どもを産みえさ場まで駆け下りるアイベックスと子どもを狙うキツネ、雪の中を寒さに震えながらさまよい子どもと温泉に入るニホンザル、縄張りを守るニシローランドゴリラ、孵化したオタマジャクシを1匹ずつ背負って木の上の植物中の水たまりに運び上げそこに数日に1度無精卵を産んで食べさせるイチゴヤドクガエル、3兄弟で協力してダチョウを襲うチーター、えさの硬い椰子の殻を石で割るフサオマキザル、獣の骨を空から落として割って食べるヒゲワシ、カマキリを舌で捕まえるカメレオン、ハエを補食する食虫植物のハエジゴク、毒で水牛を倒すコモドオオトカゲ、トカゲから逃げるハネジネズミ、敵から逃げるときには水上歩行をするバシリスク、天敵タランチュラに遭遇すると崖を転がり落ちて逃げるオリオフリネラ(小石ガエル)、水底を尾で叩いて煙幕を作って魚を追い込むバンドウイルカの漁、群れることで危険を避けようとする小魚(ペイトボール)とそれを狩るバショウカジキや水鳥たち、飛んで逃げるトビウオ、魚を捕ったアカハシネッタイチョウを追い回して魚を横取りするグンカンドリ、食べられない葉を集めてキノコを栽培して食べるハキリアリ、カイツブリの求愛ダンス、チリクワガタの雌を求める雄の戦い、ザトウクジラの求愛、卵が孵化するまで守って死んでいくミズダコの母親などの生物がいかにえさを採り子どもを産み子どもを守っていくかという映像をつなげたもの。

 どうやって撮ったんだろうと思う迫力ある解像度もよいきれいな映像が続き、手間暇かかってるよねと思わせられます。
 しかし、さすがに特定の動物を追い続けるのは難しいのでしょう。継続的なフォローはありません。広告に使われている冒頭のウェッデルアザラシも、氷原で親子で転がる姿と氷に穴を空けて海中に入った後は2度と出てきません。撮影上の困難さのためですが、物語としてみるには、それぞれのエピソードが短くてフォローがないのでストーリー性がなく、単発・瞬間の感動に依存する作品になっていると思います。
 「オーシャンズ」のときに私の隣で熟睡していた人が、リベンジを賭けて見に行くぞと意気込んでいましたが、やはり返り討ちにあいました。
 私は、カイツブリの求愛ダンスとか気に入りましたし、コモドオオトカゲが水牛を狩る様子とかヘェと思いました(不気味ですけど)。

 こういう作品って、私の子どもの頃は、「野生の王国」とかごく普通にテレビでやってた記憶があります。今どきはテレビ局はこういうのを製作したり流したりする余裕がなくなったということなんでしょうか(私は近年テレビほとんど見てないのでよくわかりませんが)。映画館で見るのもいいですけど、子どものためには、こういうのはテレビで普通にやってて欲しい感じがしますが。

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